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2009年8月20日 (木)

ザ・ゴール - 企業の究極の目的とは何か

私は別に生産管理の現場じゃないからなぁ...と思って敬遠してたんだけど、そろそろ読んでおこうか!と奮起してみた!

ザ・ゴール - 企業の究極の目的とは何か/エリヤフ・ゴールドラット [ダイヤモンド社]
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うっひゃー、これ面白いな!
優れたマネジメント手法は現場を選ばない、そんな良い例じゃないかな。

例えば本著の基本である制約条件の管理、部分ではなく全体の最適化、常識を疑い本質を再定義する、これらの思考プロセスって実は私たちが日頃洗礼を受けているマネジメント手法とそう変わらないよね。
むしろ積極的に現場へ取り入れてる人だっているでしょう。

それだけに15年前に出版された本著が、如何に現在の私たちの仕事の在り方に影響を与えてきたのか、計り知れないものがあると思うわー。


でも一番面白かったのは、筆者自身によるあとがきですよ!

そして驚くべき現象が起こった。あまりに理解し難かったため、自分たちの目を疑うほどだった。 『ザ・ゴール』を読んだほとんどの人たちが、私のメッセージに共感し、それを「常識(コモンセンス)」と呼びながら、しかしそれを現場には導入しなかったのだ。それまでと同じように制約条件は無視し、すでに学んだ手法で改善できるものしか改善せず…… ……『ザ・ゴール』を必読書として従業員全員に読ませた会社でさえ、そうだったのである。

あはは、みんな耳が痛いよなあ。

しかしやはりこの人は凄い。この問題に対応すべく、分析・試行錯誤を繰り返してさらなる手法を編み出していったのです。 スタッフを教育し、別会社を立ち上げ、新たなソリューションを開発し、そして『ザ・ゴール』の続編を次々と書き上げていく......このあとがきにあるのは、まぎれもなく筆者の試行錯誤の形跡であり、血のにじむような努力の結果です。


これを読んで、私が理想とするマネージャー像がより鮮明になった気がします。
まさにこれぞクオリアだ。 良書に出会えてよかった。




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