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2006年12月26日 (火)

夢と欲望のコスメ戦争

夢と欲望のコスメ戦争/三田村蕗子 [新潮社]

これはっ、すごい勉強になった!
なんつーか個人的な思いとして、コスメ業界ってのはすごく胡散臭い業界なのでは......??と感じていた部分があったんですが、実際のところ胡散臭いみたいです。


いや 違う そういうことが言いたいんじゃない(笑)


戦前〜戦後のコスメ業界の流れを説明している本著ですが、コレを読めばあの上下差の激しい価格設定、やたら多いコスメの種類なんてのが何故生まれたのか、その歴史を簡単に理解することができるでしょう。

基本的には「化かしあい」だが、質実剛健な商品が確実に売れるマーケットではない。
「化かされる」商品でないと売れないという側面もあるわけですね。


また、いくつか語られる驚きの事実も、男には新鮮でしょう。

・戦時中でも女性の化粧は禁止されていなかった
・「ヤマンバ」は日焼けサロンで肌を焼くが、「マンバ」は化粧で黒くなる
・化粧品売り場の美容部員は、新入社員だと年収200万

いやー、こりゃ面白いなァ。
イメージなどの付加価値を非常に重視しながらも、実際の使用感に厳しいという女性の二面性。コレに対して各社がどのような戦略をとってきたのか、という視点で見るだけでも、今後のコスメ製品に対する面白さが増した気がします!

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